PROFILE

Tatsuki Mori
代表・講師
愛媛県今治市出身。
インドのヨガの聖地リシュケシュにてRYT500を修得。
オーストラリア、シドニーでアシュタンガヨガと出逢う。
2019年12月-2020年2月には、R.Sharath Jois先生に師事し、以後も継続的に練習を続けています。
大学は島根大学に行き、地学を専攻していました。
卒業後、地学の職や公務員という誰もが行くような道に進むのが怖かった。
高校生の頃は陸上選手、大学生の頃はダンサーになりたかったが、食べていけるか心配で挫折。
夢や目標が分からなかった。人生の迷子だった。
とりあえず海外に住んでみたいという軽い気持ちから、オーストラリアにワーキングホリデーという形で旅に出ました。
オーストラリアの1年目に、色々な職を経験しました。
カーニバル、ベビーシッター、居酒屋、掃除、ブルーベリーの収穫、チェリーの収穫、アップルの収穫作業、バリスタ。
ブルーベリーの収穫では、インド人の人がオーナーでした。
本当に悪いオーナーでした。低賃金、重労働。1日10時間働き、給料も最後支払われませんでした。
しかし、その収穫作業中に出会った、オーナーの友達がブルーベリーの農場にいました。
その人が放つオーラというか、溢れ出る優しいものに惹かれ、話を聞いてみるとヨガのインストラクターだった。
ヨガの話は面白く、「レッスンきなよ」と言われ、即答「やりたい!」
あの時の選択がなければ、ヨガと出会えてなかっただろう。
初めてヨガを経験した日。
想像以上に汗をかいて、終わってみると、マットの上であれだけ動いたにも関わらず、凄く気持ち良かった。
天にも昇るような心地よさだった。
その先生にヨガってどこで学べるの?と聞くと、「インドに行けばいい。」
「世界中の人がインドでヨガを勉強しているよ。」
なぜか心の中でヨガの先生になろうと、ヨガを始めた日に決めてしまいました。笑
そのくらい初めて経験したヨガは凄く気持ち良かったです。
それから私はインドのヨガの発祥の地リシュケシュに行き、
ヨガのヨの字というか全くの初心者でティチャートレーニングへ。それも500時間。笑
凄く大変だったが、ヨガがもっと好きになりました。
この時の記憶は、またブログに綴ろうと思います。
インドの後、フリーでヨガインストラクターを続け、葛藤の連続だった。
人に伝える難しさ。でもそれ以上にヨガを伝える事は、楽しかった。
しかし指導、練習に成長に限界を感じて、物足りなさがきてしまった。
練習も何をすればよいのか迷ってばかり。
シドニーでバリスタをしながら、ヨガの指導、練習を深めたいと思い、いろんなヨガスタジオを訪ねる事にしました。
たくさんのヨガを経験しました。
ハタヨガ、ヴィンヤサヨガ、インヨガ、パワーヨガ、沖ヨガ、アクロヨガ、エアリアルヨガ、、
楽しかったのですが、満足できなかった。楽しいけど、ずっと続く楽しさではなかった。
楽しさは大事だが、楽しいだけでは、学ぶ事は少ない。
たくさんのヨガスタジオに行くことは、失礼かもしれませんが、
たくさん失敗したおかげで、最後アシュタンガヨガに出会えました。
あの時の私は、まだまだ意識が外側に向いていて、難しいポーズをしたい気持ちでいっぱいでした。
近所にあったアシュタンガヨガのスタジオに訪れました。
初めてマイソールクラスというアシュタンガヨガのクラスに参加した時の事を今でも鮮明に覚えています。
朝6時。そんな早朝に行くのは初めてだった。
たくさんの人がいた。
呼吸音が響くスタジオ。
身体が震えた。
すぐに練習生の方が、どれだけの練習を日々行っているのか、その練習の様を見て、一目で感じ感動しました。
そこで初めての太陽礼拝を終え、
マットの上で休んでいる時の心地よさ、ずっと探し求めていた感覚に出会えた瞬間でした。
そのあとは、どんなに仕事が忙しくても、人生で初めてヨガスタジオに通い詰めました。
アシュタンガヨガは、ポーズの順番が決まっていて、シンプルかつ奥が深く、ずっと飽きずに本当に楽しかった。
マイソールクラスでは、失敗をしても何度も練習している練習生が沢山いた。
失敗を恐れてばかりの自分が恥ずかしくなったと同時に、『もっと頑張ろう』と勇気とやる気をみんなや先生が与えてくれました。
時には忙しい時、仕事のストレス、人間関係、恋愛に悩んでいた私には、必要な時間でした。
苦しい時こそヨガが助けてくれました。
アシュタンガヨガの練習をしている時の何も考えない時間、いわゆる動く瞑想。
マイソールクラスでは、先生が、そして自分の中で、悩みの答えを導き出すことができました。
呼吸をしていく中で、意識は外側から内側へ。
そのアシュタンガヨガの恩恵は、変化していく環境で
私の人生をより幸せに、
豊かにしてくれ、
私の人生に必要な、柔軟性や強さ
まで与えてくれました。
たくさん迷って、迷って、迷って、出会えたアシュタンガヨガ。
「仕事で悩んでいた私にも、
人生を幸せに豊かに生きる方法を教えてくれた、
この素晴らしいアシュタンガヨガを伝統的に伝えていきたい。」
そのような想いでこの地元愛媛という場所で、「アシュタンガヨガ愛媛」を主宰しました。
これまで学ばせて頂いた先生方には、心の底から感謝しかありません。
まだまだ未熟者ではありますが、これからもインドへ行き、Sharath師から学び続け、
「伝統的なアシュタンガヨガの楽しさを沢山の人へ伝え続けていきたい!」と覚悟を決めました。
アシュタンガヨガで、生まれ育った愛媛へ、地元の方々へ
幸せの本質、笑顔を届けるため
感謝の気持ちをたくさんの方へ恩返しできるように。
たつきより
他活動
ビービーダンススタジオにて、次世代である子供達にポップダンスの楽しさを伝える活動をしています。
https://www.bbds-dance.com/tatsuki
ヨガの楽しさを伝えるため、イマナニというタウン情報マツヤマの掲載記事のライターで発信中。